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2017.11.07

ヴァンパイアストーリー第2章の幕開けを飾った前作シングル『Revive~荒廃都市~』。物語の続きを成す作品として提示したのが、11月14日(水)に発売する最新シングル『Deadly sin』だ。物語に綴られた真の意をメンバーに伺った。
Dは『Deadly sin』を手に全国ワンマンツアーを行い、ファイナル公演は12月21日の豊洲PIT。このツアーで、新しいヴァンパイアの物語をぜひ、生で体感していただきたい。

――最新シングル『Deadly sin』は、ヴァンパイアストーリー第2章の幕開けを飾った『Revive~荒廃都市~』から続く物語を投影した作品ですよね。
ASAGI : 第1章の終わりでは、全てのヴァンパイアの始祖であり王であるドライツェンが神の力で死を迎え、その時点で生存していた全てのヴァンパイアの血は滅び、人間になります。そして平和が訪れると思われたのも束の間、絶対的な権力者であるヴァンパイアがいなくなったことにより世界の均整は崩れ、各地で争いが勃発し都市は荒廃していきます。それが第2章の始まりである前作『Revive~荒廃都市~』なのですが、今作ではそこから物語は更に展開して行きますね。
――今作『Deadly sin』のストーリーの展開を、ぜひ教えてください。
ASAGI : 『Revive~荒廃都市~』では大きな謎を残していました。なぜ王の死と共に滅びたはずのヴァンパイアの血が再び目覚めたのか?というところに今回は迫っていきます。何者かによってドライツェンは再び蘇りますが、彼は過去の記憶がありません。故に皆が望んだ復活ではなかったのです。闇に心を支配され、アンデッドを操る凶悪なモンスターとなってしまったドライツェンに対峙する、王の息子ジャスティスと四騎士ですが、ただの敵ではなく最強且つ、かつて皆が愛した王ということでどう立ち向かえばいいのか?そしてその黒幕とは?その答えを探して物語は更に進んで行きます。
HIDE-ZOU : 物語の展開は、僕らにとっても嬉しい意外性でしたね。それもあって、僕らも新鮮な想いで楽曲のアレンジへ臨んでいきました。いつもASAGIさんの描く物語には毎回驚きを感じていますし、僕らもそこにすごく刺激を受けて制作しているんですよ。
――『Deadly sin』のサウンド面にも、『Revive~荒廃都市~』から連なる要素を描き出していません?
ASAGI : そこは意識しました。前作からの流れを汲み取りつつ、Dの初期からある、根本的なヴァンパイアロックスタイルを、マンネリやありがちじゃない形で新たに今のDとして更に未来感を強く投影させ、ブラッシュアップするということや、ライヴ感を重視してみました。頭からグッと心臓を掴みたかったのでギターリフにも拘りましたし、メロディーも勢いがあるものを目指しましたね。サビで更に加速する疾走感のあるメロディーを打ち出したかったんです。スタイリッシュなアクションゲームを連想させるようなイメージもあります。
Tsunehito : 『Revive~荒廃都市~』を通して『Deadly sin』の物語へ続いているので、前作に投影したサウンドの特色の一つでもある、荒廃した近未来な都市をイメージさせるシンセだったりデジタルな要素を、今回も巧みに組み込んだ音作りが成されていると思います。バンドサウンドも据えたうえで、すごく効果的に取り入れられてますよね。
――前作に続き、なぜダブステップの要素を?
ASAGI : まず、時間軸が前作と同じ流れの中にあるということと、自分が思い描く荒廃都市と未来感を表現するのにダブステップが今、一番適していたんですよね。前作はヴァンパイアとロックとバイクとダブステップの融合。今作ではMVではアンデッドを操るドライツェンを表現する際に、ダンスを取り入れてみようという新たな試みがあったのですが、やはりそのイメージにダブステップがハマるな、と。ダンスにあったキメなんかはビシッと行けるように、何度も練り直しましたね。ダンスはavexのチームの皆さんに協力してもらいました。
――『Deadly sin』は触れた人たちの気持ちを熱く高揚させる、とても攻撃的なスタイル。それは、主人公ジャスティスの感情をダイレクトに投影した結果なのでしょうか。
ASAGI : そうですね。世界を救う為に愛する父を手にかけるという大罪を犯してしまうことに対する葛藤や覚悟、それが曲調や歌詞にも表れていると思います。様々な心情が絡み合いながらも自分が思い描く正義というものを貫くということの強さが出ていますね。15年前に描き出したジャスティスも愛する恋人を救うためだけに懸命に努力してきましたが、過去はまだ幼さも残っているんですよね。そこから世界観の中では3年と少ししか経っていないんですが、大人になったなと思います(笑)。
Tsunehito : デモを聴いて歌詞やストーリーも頂いてしっかり読んでみて、まさにシリアスで緊迫感のある印象だったので、そこを意識したアレンジを心がけました。ベースサウンドやフレーズ、アレンジ案についてもスピード感を大事に、と気を付けましたね。
Ruiza : ASAGIくんの描くストーリーに驚きましたし、すごく惹かれました。曲作りやアレンジもヴァンパイアストーリー第2章に対しての自身の想いも込められるようにと、意識しながら取り組みました。
――C/Wに収録した『STAR SAPPHIRE』をRuizaさんが。『The Secret Rose Garden』をTsunehitoさんが作曲を手がけています。それらの楽曲は、『Deadly sin』を受けて作ったのでしょうか?
Ruiza : そうですね。「Deadly sin」のストーリーをASAGIくんから聞いていましたし、『Revive ~荒廃都市~』からの展開というもの意識して楽曲の制作をしていきましたね。
Tsunehito : 今回収録の『STAR SAPPHIRE』『The Secret Rose Garden』『Blood war』の3曲はもちろんですが、ヴァンパイアストーリーテーマで各々意識して制作している感じで、表題曲である『Deadly sin』の影響はもちろんです。個人的には、良い楽曲を作るにはとにかく全てに対してもっとシビアにならなければ、というのを改めて痛感しながら制作していますね。ヴァンパイアストーリーではメンバー全員が登場人物となる、それぞれの役どころがあるので、楽曲を制作する上でそこも意識しながら、どんな風に展開を広げられるかということも考えながら…という感じです。
HIDE-ZOU : 加えて、ASAGIさんの描くヴァンパイアストーリー第2章という明確な軸があるからこそ、僕らの楽曲制作に於ける意識もそこへ焦点を絞っていかなければと思いますし、しっかりイメージをすることがとても大事なことと思いますね。それはギタープレイにも言えますし、イメージを膨らませていかないと、と思います。
――改めて、各自が担うキャラクターについて。ASAGIさんは、ジャスティスが背負っている運命や意志、それとドライツェンについても語っていただけますか?
ASAGI : 設定の中でジャスティスは現段階で二十代半ばなんですが、生まれたと同時に母ロザリーを亡くし、ヴァンパイアの王である父から離れて養父母の人狼達と暮らしているので、同世代の若者より影がある印象にしています。出生の秘密や自分に流れる血の力、出逢いと別れを繰り返し、愛する者達との時間を重ねていくうちに、徐々に自分の目指す姿を見出していくんです。でも彼は王の息子という地位は望まず、あくまで自分は自分であり、それぞれの意志で共に戦う仲間に深い絆を感じています。新たに立ちふさがった強大な壁を前に、束の間のやすらぎを経て少しだけ成長したジャスティスの姿を見てもらいたいですね。ドライツェンはジャスティスとは親子ですが、性格は異なります。かつて人間であった時もドライツェンは真面目でしたし、八方塞がりの中、民を守ろうとした故の最後の策が不死の秘薬でした。自分の選択が後に大きな闇を生むことになるので、彼はとにかく暗いです。手にした圧倒的な強さ、不死なる力はもはやこの世のものではないのですから。仲間がいながらも長い年月の間、逃れられない孤独に心を引き裂かれてきましたが、唯一、ロザリーと出逢ったことによって少しずつ雁字搦めになった心が解けていったんです。ですがそれも長くは続かず、ロザリーはこの世を去るわけですが、そこでまたドライツェンの心は壊れてしまうんです。強い人ほど心が繊細であるというか硝子のように脆い部分が目立つんです。最終的に後を追うように自死(実際には死ねず深い眠りに就いていた)するんですが、息子のジャスティスが自身に刺さった剣を抜いたことによって封印が解けて再び復活するんですよね。第1章の終わりでは神へ祈りが届き、人に戻り死を齎されたことによって、ドライツェンから始まったヴァンパイアの血が絶え、安堵の中で真の死を迎えられたんです。罪の赦しを得て、本当はこの方がドライツェンは幸せだったんだろうなと思うんですが、Dの始まりと共に永遠の闇を背負ったキャラとして育ってきたので、もうヴァンパイアストーリーが完結するその時まではその存在感で頑張ってもらおうかなと。第1章でも不幸なんですが、第2章でもさらなる不幸が彼を襲うので、歌詞を書いている時は結構精神的に重いです。でもそれがドライツェンなんです。ヴァンパイアストーリーの最高のエンディングはすでに頭の中にはあるのですが、まだまだ描くことがいっぱいあるので、そこはまだ秘密ですね。
Ruiza : 僕は「水」を司るヴァンパイアのキルヒアイスという役を担っています。本作へ収録した『STAR SAPPHIRE』もキルヒアイスを意識して作りまして、ASAGIくんにキルヒアイスの新たな物語、心情を投影してもらいました。
HIDE-ZOU : 僕は「風」を司るヴァンパイアのラファーガという役です。自分も楽曲を制作するときは風をイメージするのはもちろん、それぞれの楽曲に演奏を投影するうえでも、意識して心がけています。同時に、ヴァンパイアストーリーという軸の中、ラファーガとしての役どころを意識しながら、ステージングも行っています。
HIROKI : 自分は「大地」を司るヴァンパイアのウィルダネスというキャラクターで。大地ということで、リズムの土台となる部分ということにも繋がりますし、楽曲の演奏面でも、意識して取り組んでます。ウィルダネスという役どころがあるから演奏面で打ち出せるものもいっぱいありますし、ドラムフレーズに関しても「大地」を司るヴァンパイアだからこそ、というアプローチを感じていただけたら嬉しいですね。
Tsunehito : 僕は「火」を司る女性のヴァンパイアでカーバンクルという役を担っているので、ヴァンパイアストーリーの楽曲制作では「火」をしっかりイメージして作ることを心がけていますね。燃え盛るような荒々しい気持ちやシーンを、激しいリフやリズムなどに表して楽曲を作ったり、静かに燃える炎で切なさをイメージしてバラードを作ってみたり。カーバンクルは女性なので、女性らしい繊細な部分というのも、どうやったら曲の中に入れられるかな、という事もすごく考えながら音の響きやメロディも様々試して制作しているので、出来上がった楽曲はとにかく隅々まで聴いてもらえたらと思います。自分が作った楽曲にASAGIさんの描く物語が歌として載ったとき「こんな風に世界やストーリーが広がっていくんだ」という驚きを毎回感じられることが嬉しいですし、すごく感動しますよ。
――改めて、楽器隊のメンバー自身は、『Deadly sin』のどの辺に魅力を覚えているのか。それを教えてください。
HIROKI : 『Deadly sin』は全体を通して疾走感と、どっしりとした重厚さを持った楽曲なので、その部分のアプローチをふまえてドラムを叩いてます。通常なら重量感と疾走性を出すためツーバスで突き進んでいくところですが、『Deadly sin』ではリズムの中でキックを部分的に抜くことで、より疾走感を際立たせています。ダブステップやシンセフレーズと生ドラムの融合に対しても、生ドラムの良さが出せるように取り組みました。結果、曲を通してとてもかっこいいアレンジになっていると思いますね。フィルの激しさはライヴでも見どころですよ。
HIDE-ZOU : 『Deadly sin』では、ジャスティスが父親であるドライツェンを想い慕う感情の他にも様々な想いが交錯するような…そんな印象を持ちまして。それを感じながらレコーディングしていったので、そこもポイントに聴いて欲しいですね。
Ruiza : 『Deadly sin』ではスリリングな展開と、なめらかさやスピード感も大切にギターを弾いてます。ASAGIくんの力強い歌声や、そこに絡まるクワイヤなど、とても聴き応えのある要素が満載のめちゃめちゃ恰好いい曲なので、リフやバッキングはもちろん、ギターソロも細かい部分まで拘ってレコーディングしていきました。
Tsunehito : メロディもキャッチーで覚えやすいですし、楽曲の持つヘヴィさだったり、たたみかけるような勢いがすごく効いている曲なので、ベースのフレーズやレコーディング時には音の1音1音の発音具合や、音の伸ばし具合にかなり気を付けました。ダブステップのセクションもすごく新鮮な魅力を放ってますよね。
――『Deadly sin』はMVにもなっていますが、こちらの映像はどんな仕上がりになっていますか?
ASAGI : スタイリッシュに繰り広げられるメンバーの演奏や、ドライツェンと戦う演技はもちろん、ドライツェンとアンデッドのダンスもMVの見どころの一つかと思います。全体的に緊迫感が欲しかったのですが、今回も上手く行きました。メンバーもだんだん自分が描くヴァンパイアのキャラクター性が板についてきた気がしますね。DのMVはただのミュージックビデオにあらず、歌詞、曲、ヴィジュアル、アートワークに加え、物語をより鮮明に印象付ける役割があるので、今回もベストな体制で挑めたと思います。
Tsunehito : イメージシーン含め、色んな部分で新たな試みが詰まってますし、今回も映画のような仕上がりを期待しててほしいです。驚きのシーン連続ですよ。楽曲同様、かなり緊張感のあるシーンがたくさんあるので、撮影しながらすでに完成が楽しみで。メンバーの衣装やヘアメイク、キャストさん達の姿にも注目ですね。
Ruiza : 『Deadly sin』のMV、三文字で言うなら「す・ご・い」作品です(笑)。演奏シーンもカッコ良いし、色んなシーンがあって見どころ満載です!
HIROKI : 今回たくさんのキャストさんに出演して頂いてますし、イメージシーンでは結構動きのある撮影もしたので、そういった所も見所の一つですので期待していてもらいたいですね。
HIDE-ZOU : 演奏シーンもレーザーを使った中での撮影もかなり近未来感が出てると思いましたし、鉄格子の中で迫真の演技のキャストさんに囲まれてすごく熱くなれましたね。かなり迫力もありますよ。楽曲達、それからMVももちろん期待していてほしいのですが、僕はB-TYPE盤に収録されているMVメイキングムービーの制作をさせていただいているので、そちらも期待していてほしいですね。
――そして全タイプに共通して収録しているC/Wの『STAR SAPPHIRE』。『Deadly sin』から続く流れもとても良い流れだと感じました。
Ruiza : ありがとうございます。第2章のイメージはもちろん、フレーズを考える時もキルヒアイスをイメージしながら取り組みました。ギターソロのバックのコード進行を細かく展開させてみたり、試行錯誤しながら作っていきました。『Deadly sin』『STAR SAPPHIRE』と続けて聴くことで、物語の展開も楽しんでもらえるのかなと思います。
HIDE-ZOU : ギターのリフやフレーズにも、るいちゃんらしいと言うか、キルヒアイス感があると思いますし、『Deadly sin』『STAR SAPPHIRE』への流れがたまらないですよね。もちろん、収録した1曲1曲が独立した輝きを放っているんですけど、今回の作品も、流れで聴くことでより一層物語にグッと心を魅かれる作品だと思います。
――『STAR SAPPHIRE』にはどのようなストーリーと想いが込められているのでしょうか。
ASAGI : 『Revive~荒廃都市~』でヴァンパイアの血が目覚めキルヒアイスは冷笑を浮かべていました。キルヒアイスは様々な理由もあって、もともと人間嫌いなので、人間には戻りたくなかったのです。『STAR SAPPHIRE』の輝きを放つキルヒアイスですが、記憶を失ったドライツェンに近付く為に、限りなく闇に染まります。仲間には知らせず単独行動を取るようになるのですが・・・この先はパンフに掲載されるセルフライナーノーツで。
――B-TYPE盤には、『The Secret Rose Garden』を収録していますね。
Tsunehito : 今回のシングルの制作時に浅葱さんから、様々なシーンや場面展開、感情だったりをイメージしながら各セクションを作ったほうがドラマティックになると思うよ、というアドバイスをもらって。なので漠然としたイメージではなく、各シーンを思い描いてから作り進めていくように気を付けましたね。あと火を司るヴァンパイアであるカーバンクルをもちろんイメージして、激しさの中に繊細な感じをいかに出すかということを意識しながらの制作でした。冒頭のシンセのセクションから曲にすっと入っていけるように、そこから歌に入って、バンドインすると同時に激しく展開して。Bメロでは楽器隊の音をなるべく少なくして抑えて、サビで一気に疾走感や切なさが走り出す感じになるように。1曲の中で、いろんな感情や景色が展開していくようにというのを、すごく意識して作りました。
――『The Secret Rose Garden』についてもお聞かせください。
ASAGI : 冒頭からイントロではカーバンクルが一人、霧が立ち込める深い森にいるようなイメージが浮かんだんです。体にとある変化が起こりとてつもない不安に襲われますが、森を彷徨う中、幼い頃からのお気に入りの秘密の花園に辿り着くんです。迷いがある今だからこそ、過去を遡りながら未来を見据えていくという曲です。時間軸としては『Revive~荒廃都市~』の後、『Deadly sin』の前に当たりますね。「微熱 ~雨のファンタジア~」と密接な関係にあり・・・この先はパンフに掲載されるセルフライナーノーツで(笑)。
――C-TYPE盤には、インストナンバー『Blood war』を収録しています。
Tsunehito : 『Revive~荒廃都市~』のときにも、『Diamond shape』と題したインストナンバーを収録していて。自分が楽曲の大元を作っていったんですが、まず最初にASAGIさんから今回はリズム隊のコールアンドレスポンス的なものから始まったら、というアドバイスをもらって。それを踏まえて全体を作り、さらにASAGIさんからセクション追加のアイディアを入れてもらって、という感じで進めていきました。まずリズム隊が交互に来るセクション、次にギター隊が活躍するセクション、その後はそれぞれのキャラクター性や持ち味をイメージしたソロ演奏が展開していきます。ライヴでの盛り上がりやノリも意識しているので、楽しんでほしいですね。飽きさせない展開を心掛けて作っていったんですが、やはり難しかったです。あと前作に続き、タイトルを浅葱さんに付けてもらいました。
HIROKI:ドラム&ベーススタートからの展開なので、アレンジもどっしりとしたアプローチを心掛けましたね。ソロの部分も徐々に手数を増やしていってから勢いのあるビートで走り抜けていく、そういった流れも上手く出せたんじゃないかなと思います。
HIDE-ZOU : 『Diamond shape』とは異なるインストのアプローチが施され、メンバーそれぞれの見せ場も活かし、また新たな表情を持ったインストナンバーに仕上がりました。ライヴで、どんな風に臨場感が出てゆくのか、そこは僕らも楽しみにしているところです。
Ruiza : ソロのフレーズはキルヒアイスをイメージしましたし、HIDE-ZOU君とのツインのハモりフレーズもお気に入りですね。それぞれの良さが今回もすごく出ていると思うので、ライヴで披露するのもとても楽しみです。
ASAGI : ツネも言っていますがインストも様々なアプローチにチャレンジしていってもらいたいので、前作との変化という意味でもリズム隊から始まってもらって、ファンの子が楽しめるような、ライヴを意識したアレンジ案を提示しました。あとは。設定の中で四騎士は全員ドライツェンと血縁関係にあるんですよ。またヴァンパイアの血が流れる故の戦いであったり、血の湧く感じをそのままストレートにタイトルにしましたね。
――11月からは、最新シングル『Deadly sin』を手にした全国ツアー「D Tour 2018「Deadly sin」」がスタートします。
HIROKI : 今回のツアーは、『Revive~荒廃都市~』『Deadly sin』2枚のシングル作品のヴァンパイアストーリー第2章を中心軸に据えたツアーになると思うので、ヴァンパイアストーリーにまつわる楽曲は数多くありますから、それらがどんな風に絡んでゆくのかも楽しみにしていてください。
Tsunehito : 『Deadly sin』収録曲はライヴ感や様々な要素がたくさん詰まっている作品だと思うので、どんな盛り上がりになるのか自分も楽しみですし、曲が育っていく感覚も感じられるように全力で挑みますよ。
HIDE-ZOU : 『Revive~荒廃都市~』に続く、ヴァンパイアストーリー第2章ということで、より復活後の物語色が濃いステージになると思いますので、集まってくれた子達とぜひ一緒に楽しみたいです。
――ファイナル公演は、12月21日の豊洲PITに決まりました。
Ruiza : 今年は、Dの結成15周年、メジャーデビュー10周年という節目の年。しかも、12月21日の豊洲PIT公演は今年最後のライヴであり、一連の活動のグランドファイナルの日。ツアーも一本一本を大切に、得たものを全て出せるよう頑張ります。最高のライヴを作れるよう気合入れて臨みます。ぜひ来てください!
Tsunehito : 指定席で来てくれた方には未発表曲音源のCDシングルプレゼントもあって、さらに特別価格チケットもありますし。ファイナルという事で見逃せないライヴになる事は間違いないので、初めての会場という事も楽しみつつ、とにかく良い演奏良いライヴを心掛けて頑張ります。
HIROKI : この会場ならではの見せ方も出来るようにと、ファイナルはもちろんツアーのどの会場でも、その日集まってくれた人たちへの記念となるライヴを届けられるように頑張ります。
HIDE-ZOU : この先の展開が楽しみになるような姿も投影できたら、とも考えています。
ASAGI :全国各地でのライヴはもとより、 ファイナルは結成15周年、メジャー10周年の年の締めくくりですので、是非会場に足を運んでもらいたいですね。迷っている人も思い切って飛び込んできてください!ヴァンパイアストーリーは長い長い物語ですが、第二章からでも充分楽しめる内容になっているし、今、初めてライヴに来たとしても来てよかったと思えるようなライヴを常に心がけています。これまで応援してくれているファンにもついて来てよかったと思えるような意味のあるライヴにして行きたいですね。豊洲PITではドライツェンが主人公の曲(CD音源)をプレゼントしようと思っているので、是非この機会に手に入れるべきだと思いますね。
――それでは最後にASAGIさん、ひとことメッセージをお願いします。
ASAGI : このツアーでは、なぜDが、僕が今もなおこの世界で生き続けていられるのか?というものに対する答えのようなものを全力で投げかけるつもりでいます。進化し続ける今のDが打ち出す最強シングル『Deadly sin』を掲げて、心臓を鷲掴みしますので皆さん覚悟していて下さいね。
TEXT : 長澤智典 


2018.11.14 Release
「Deadly sin」 CD+DVD(TYPE-A)
YICQ-10411/B / ¥1,800(本体価格)+税
[Disc-1](CD)
1.Deadly sin/2.STAR SAPPHIRE/3.Deadly sin (Instrumental)
全3曲収録
[Disc-2](DVD)
Deadly sin (Music Video)
「Deadly sin」 CD+DVD(TYPE-B) 豪華ブックレット仕様
YICQ-10412/B / ¥1,800(本体価格)+税
[Disc-1](CD)
1.Deadly sin/2.STAR SAPPHIRE/3.The Secret Rose Garden
全3曲収録
[Disc-2](DVD)
Deadly sin (Music Video Making)
「Deadly sin」 CD(TYPE-C)
YICQ-10413 / ¥1,200(本体価格)+税
1.Deadly sin/2.STAR SAPPHIRE/3.The Secret Rose Garden/4.Blood war (Instrumental)
全4曲収録
【初回特典(封入)】トレーディングカード(全7種中1種ランダム封入)

2018.12.19 Release
「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」
 初回生産限定盤 2CD+2DVD+豪華写真集28P+12inch LPサイズ特殊仕様BOXパッケージ
 「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」+ LIVE DVD 2018.4.22「Narrow Escape」Final Live at SHINAGAWA INTERCITY HALL


YICQ-10408~9/B~C / POS:454211410409/1 / ¥10,000(本体価格)+税
CD 2枚組
[DISC-1]
1.Vampire Missa/2.月と海の誓約/3.翠緑の翼/4.ひび割れた柘榴石/5.千夜一夜のダラブッカ/6.ザハブを継ぐ者(Instrumental)/7.Stray children(Instrumental)/8.赤き羊による晩餐会/9.DAY WALKER/10.太陽を背にして/11.Face/12.Sleeping beautiful beast/13.月夜の恋歌/14.繭月の棺/15.Der König der Dunkelheit/16.無垢なる薔薇の祈り
[DISC-2]
1.In the name of justice/2.Underground road/3.Grand Master/4.断罪の銃士(ガンナー)/5.Arabesque/6.what is Going On with The Human/7.氷の墓標/8.Kの氷奏曲/9.Ghost in the mirror/10.愛は棺の中に/11.Desert Warrior/12.Quartet~真夜中の四重奏~/13.Sleeper/14.Nocturnal/15.夜の眼と吟遊詩人/16.鬨の声/17.Dandelion
DVD2枚組
[DISC-1]
1.Night-ship”D”/2.Fanfare/3.闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア/4.太陽を葬る日/5.Rosette Nebula/6.花惑/7.弾丸/8.Underground Revolution ~反逆の旋律(メロディー)~/~Dr. solo、リズムセッション~/9.Bon Voyage!/10.DEAD ROCK/11.Dearest you/12.Guardian/13.至高の美の崩壊/14.Tightrope/15.時空航海記~光の彼方へ~/16.Narrow Escape
[DISC-2]
1.BIRTH/2.7thRose ~Return to Zero~/3.7th Rose/4.EDEN/5.春の宴/6.Dandelion
「Vampire Chronicle ~V-Best Selection Vol.2~」 通常盤
YICQ-10414~5 / POS:454211410414/5 / ¥3,000(本体価格)+税
CD 2枚組
[DISC-1]
1.Vampire Missa/2.月と海の誓約/3.翠緑の翼/4.ひび割れた柘榴石/5.千夜一夜のダラブッカ/6.ザハブを継ぐ者(Instrumental)/7.Stray children(Instrumental)/8.赤き羊による晩餐会/9.DAY WALKER/10.太陽を背にして/11.Face/12.Sleeping beautiful beast/13.月夜の恋歌/14.繭月の棺/15.Der König der Dunkelheit/16.無垢なる薔薇の祈り
[DISC-2]
1.In the name of justice/2.Underground road/3.Grand Master/4.断罪の銃士(ガンナー)/5.Arabesque/6.what is Going On with The Human/7.氷の墓標/8.Kの氷奏曲/9.Ghost in the mirror/10.愛は棺の中に/11.Desert Warrior/12.Quartet~真夜中の四重奏~/13.Sleeper/14.Nocturnal/15.夜の眼と吟遊詩人/16.鬨の声/17.Dandelion

◆VAMPIRE STORY 年表・相関図・キャラクター紹介文(2014年度版)公開
URL : http://www.d-gcr.com/news/

◆D Tour 2018「Revive~荒廃都市~」グッズ/D結成15周年 メジャー10周年記念アイテム 通販受付中!
詳細・ご購入はこちら→Rosen Kranz -shop-

D Tour 2018 「Deadly sin」

11月3日 (土)  新横浜 NEW SIDE BEACH!!
11月17日 (土)  名古屋 Electric Lady Land
11月18日 (日)  OSAKA MUSE
11月23日 (金・祝)  広島 SECOND CRUTCH
11月25日 (日)  福岡 DRUM Be-1
12月1日 (土)  HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
12月7日 (金)  金沢 AZ
12月8日 (土)  新潟 GOLDEN PIGS RED STAGE
12月10日 (月)  仙台 CLUB JUNK BOX
12月13日 (木)  札幌 cube garden

[D結成15周年 メジャー10周年Year Grand Final]
12月21日 (金)  豊洲 PIT
※当日は指定席でご来場者の方に組曲「狂王」(未発表曲)プレゼント有り!!!
※結成15周年記念特別価格 ¥1,500 立ち見チケット有り!!!

【全公演終演後、物販購入者対象特典会有り!!!】



【 D New Single「Deadly sin」 発売記念インストアイベント内容詳細・スケジュール 】

11月10日(土)[東京都] little HEARTS.新宿店
「トーク+衣装2ショットチェキ撮影会」イベント開始15:00~

11月10日(土)[東京都] タワーレコード吉祥寺店
「衣装6ショットチェキ撮影+握手+メンバー直筆サイン入りポスター手渡し会(お好きなメンバーから手渡し)」イベント開始18:00~

11月11日(日)[東京都] ブランドエックス
「トーク+私服私物サイン+握手会」イベント開始16:30~

11月11日(日)[東京都] ライカエジソン東京店
「トーク+私服2ショットチェキ or 私服6ショットチェキ撮影会」イベント開始19:00~

11月16日(金)[愛知県] ライカエジソン名古屋店
「トーク+衣装2ショットチェキ撮影 or 衣装6ショットチェキ撮影+メンバー直筆サイン入りポスター手渡し会(お好きなメンバーから手渡し)」イベント開始19:00~

11月19日(月)[大阪府] TSUTAYA EBISUBASHI
「私服2ショットチェキ or 私服6ショットチェキ撮影+メンバー直筆サイン入りポスター手渡し会(お好きなメンバーから手渡し)」イベント開始19:00~

11月22日(木)[広島県] タワーレコード広島店
「私服2ショットチェキ or 私服6ショットチェキ撮影+メンバー直筆サイン入りポスター手渡し会(お好きなメンバーから手渡し)」イベント開始19:00~

11月24日(土)[福岡県] タワーレコード福岡パルコ店
「私服2ショットチェキ or 私服6ショットチェキ撮影会」イベント開始18:00~

12月02日(日)[東京都] タワーレコード新宿店
「トーク+私服2ショットチェキ or 私服6ショットチェキ撮影会」イベント開始15:00~

12月02日(日)[東京都] HMV & BOOKS SHIBUYA
「私服ジャケットサイン+握手会」イベント開始19:00~

12月09日(日)[宮城県] タワーレコード仙台パルコ店
「私服2ショットチェキ or 私服6ショットチェキ撮影会」イベント開始14:00~

12月09日(日)[宮城県] little HEARTS.仙台店
「トーク+衣装2ショットチェキ or 衣装6ショットチェキ撮影+メンバー直筆サイン入りポスター手渡し会(お好きなメンバーから手渡し)」イベント開始18:00~

12月12日(水)[北海道] HMV札幌ステラプレイス店
「トーク+衣装2ショットチェキ or 衣装6ショットチェキ撮影+メンバー直筆サイン入りポスター手渡し会(お好きなメンバーから手渡し)」イベント開始17:30~

12月12日(水)[北海道] little HEARTS.札幌店
「私物サイン+握手会」イベント開始19:00~

【イベントに関するお問い合わせ】
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【商品に関するお問い合わせ・その他お問い合わせ】
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